7.実験
では実験を始めたいと思います。といっても、君たちが今座っている机の上に等間隔で線を引いてもらうなんていうことはできませんので、僕がルーズリーフのノートの罫線を利用して等間隔に線を引いたものをコピーしてきました。それを配ります。このコピーの端の方に「発射地点」と書いた部分がありますので、ここに硬貨を置いてはじく、ということを繰り返してもらいます。次に、その結果を記録しておくための 用紙[.dvi] を配ります。表(ひょう)が記されていると思いますが、ここに1回硬貨をはじくごとに「成功」なら○を「失敗」なら×を記入していってもらいます。縦1列で20回分の結果が記録できますが、20回ごとに○の数を足して「小計」とあるところに記入して下さい。100回終了したら、5つの小計を合計した数を成功回数Sの値として記録して下さい。よろしいでしょうか。(実はもとの「用紙」の例示にわかりにくい記述があり、何名かの人たちには不要な心配をかけました。その点を改定したものをここでは添えてあります。)
では肝心の硬貨なんですが、これもまた僕が準備してありますので配ります。海外に行った時にそのまま持って帰った外国の硬貨です。これを使う理由は、皆さんの家の人が苦労して稼いだお金を投げたりはじいたりして粗末に扱うわけにはいかないということと、それからもしかしたら君たちの中には日本の硬貨の直径をすべて知ってるなんていうマニアックな人がいないとも限らない、と思ったからです。これも一人一枚ずつです。・・・2枚の用紙と1枚の硬貨が行き渡りましたでしょうか。それと、記録の方法について質問とかあれば今のうちに聞いて下さい。
では始めてください。(ここで教壇上のペットボトルに気付きました。御配慮ありがとうございます。冷たいお茶で喉を潤しながら机間巡視させて頂きました。)できるだけあまり考えずに無作為にやって下さい、といっても難しいかもしれませんが・・・。例えば×が10個続いたとしても「次は○かなー」なんて思わないで下さい。そのたびに心をリセットして・・・。机が狭いので硬貨が落ちてしまったりすることがありますね。もちろんその場合は記録せずやり直して下さい。あっ、賢いなー、そうして筆入れとかを先の方に置いておけば、硬貨が机の上から落ちるのを防げますね。(それでもあちこちで、床の上を硬貨が勢いよくころがりまわる光景が見られました。途中で硬貨が他のと入れ替わってしまわないか、気が気でなりません・・・)
8.検証 へ