Leonhard Euler(1707-1783)
理工学研究科博士前期課程数学コースの紹介
養成する人材像
数学分野の真理探究を求める過程で培われた論理的思考能力と獲得した汎用性の高い知識をベースに,幅広い分野において業務を遂行できる高度 な人材を養成する。
習得させる能力
数学の学問領域における先端の高度な専門知識
数学に関連する分野における諸問題の解決に自律的に取り組む能力
専門分野の枠を超えて,幅広い教養と広範な視野をもち,地域や社会に貢献するための実践力
特色
数学コースでは,キャリアパス教育を再構築し工学系と一体となって実施することで,理工学さらには理工学以 外の分野でも企業人として広く貢献できるニューリーダーを養成する。
教育課程編成・実施の方針
1)教育課程の編成
数学の基礎的な考え方及び論理的厳密性を修得させるために代数学・幾何学・解析学に関する基礎的科目を選択 必修として配置するほか,数学の各分野における理解を深めさせるための講義を「専門科目」の選択必修として配 置する。
2)教育・指導の方法
講義による数理科学の広範囲な知識教育とセミナー形式による少人数の専門領域の教育を組み合わせて学習効果を高める。
3)教育課程の特色
1年次前学期に数学専門科目として,3つの必修科目「代数学特論T」「幾何学特論T」「解析学特論T」を設 けることにより,現代数学の先端的な内容を理解するために必要となる幅広い知識を適切な時点で修得する。また 2年間にわたって開講される数学専門科目では,代数学,幾何学,解析学に関する先端的な内容を学ぶ。さらに 「数学特別研究T〜 W」 において,2年間にわたり特定のテーマに関して少人数形式で数学の専門書または学術 論文の講読を行う。特に,2年次「数学特別研究V・W」は,修士論文作成及び修士論文発表会の準備を通じて, 数学の論文執筆や講演で必要な学術的スキル修得のために鍛錬する場としても機能する。これらの授業及び研究指 導によって,学生の論理的思考力,コミュニケーション・ディスカッション能力を高め,数学教諭,システムエン ジニア等の専門技術者,企業人及び博士後期課程進学候補者を養成する。
学位授与の方針
専門分野の学問領域は,数学の領域であり,大学の専門課程等で数学を学んだ上に,さらに進んだ数学の各分野に おける問題を理解し,それらを解決するための論理を修得し,直面する諸問題を正確に理解し解決する能力を身に 付けている。
修了後の進路
中学校及び高等学校における数学の教員
情報通信関連産業の分野で活躍できるシステムエンジニア
博士課程で先端的な研究を行う研究者
金融関連企業従事者
教育関連企業従事者
所定の単位を取得すれば次の免許状がとれます。
学部卒
研究科修了
中学校教諭1種免許状(数学)
中学校教諭専修免許状(数学)
高等学校教諭1種免許状(数学)
高等学校教諭専修免許状(数学)
Blaise Pascal(1623-1662)
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